ラジアンが選ばれる訳
世界最高峰の研究施設への多数の採用実績
ラジアンは世界最高峰と言われる電子顕微鏡の試験環境室に2005年に採用され、世界中の大学や企業、政府機関の研究所に導入されています。最高峰の電子顕微鏡には最高峰の環境室が必要です。最高峰の大学、企業の研究機関、海外の大学など、No.1の会社が導入するNo.1の電子顕微鏡環境室にラジアンは採用されているのです。
放射パネルは他にもありますが、なぜラジアンが採用されているのでしょうか?
最高性能の製品には最高製品の環境が求められる
物質の質量は温度によって変わります。そのため電子顕微鏡の試験環境室は、室温を一定に保った「恒温室」であることが必要です。
しかしエアコンで温度を制御すると室内機の振動音と吹き出す空気の対流で拡大した試験体がブレてしまい、きれいな画像を撮影できないという状況がありました。
1分間の温度変化をプラスマイナス0.05度という厳密な温度管理のできるシステムが求められました。
高い熱伝導率を誇るアルミ製の多穴管を開発
熱の伝わり方には「伝導」「対流」「放射」の3つがありますが、手に触れることで冷たさを感じる伝導や風を受けることである「対流」に比べて、放射冷房は効果が出るまで時間がかかるという弱点があります。
しかし対流と伝導での冷却ができない環境かつ放射でありながら、1分間で効果を出すことが求められました。
そこでエコミナミの創業者である村上誠は徹底的にスペックを追求。熱伝導率の高いアルミに直接冷水を流し、放射面積を最大限に広げるヒートシンク型の多穴管を開発し、この矛盾する難しい課題を解決していきました。