コラム

最高の冷暖房設備とはどのようなものか

快適な部屋

夏涼しく、冬暖かい家が良いって本当?

家を建てるとき、「夏涼しくて、冬暖かい家がいい~♪」という声をよく聞きます。でも本当にそうでしょうか?

施主様の話をじっくり聞いて、どうしたいのかを突き詰めていくと少し違う話になったりします。

それは「夏暑くなくて、冬寒くない家」を実は望んでいる、ということです。

 

本当の快適さとは何か?

人の健康に注目して、本来あるべき温熱環境から「快適」を考えたとき、その理想形は「何も感じない室内環境」にたどり着きます。

よく考えれば、夏だって冷房が効きすぎれば寒くて不快になるし、冬も暖房のやり方によっては火照ったり、空気が乾燥したりして不快に感じることもあります。

また省エネの観点からも、行き過ぎた空調はその分エネルギーを消費するので当たり前ですが電気代等が高くなります。

 

そうは言っても、快適さの体感は十人十色

「ご主人は暑がり、奥様は寒がり」とはよく聞く話で、ご夫婦、ご家族であっても快適に感じる室内環境は一人一人違います。

空間を共有する場合、お互いに譲り合わないといけない場面はありますが、「我が家の理想環境」を使いながら見つけていくことが大切です。

その時に「やっぱりラジアンにして良かった」と、きっと心から思っていただけると信じています。

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